9月になって、学校も始まり、色々新しい環境の中で、コロナと付き合っていく生活が続いていますね。また、トロント市の職員なども含め、職場で、ワクチン二回接種の証明が必要とされたり、野球観戦などのエンターテイメントも、ワクチン接種証明が必要なども出てきましたね。

また、9月20日には、連邦政府の選挙があり、住宅市場にも多少は影響を与えるかと思われていましたが、今のところ大きな影響は見受けられません。

さて、8月のグレータートロントの住宅売買状況ですが、年末までには、また新たな記録を塗り替えるようなペースで、売買数を伸ばしています。

8月末までのすべての住宅タイプの売上高は、52%増加、平均価格は、ほぼ18%の増加となっています。これらの背景にあるおもな原動力は、市場物件数が限られていることにあります。市場物件(アクティブリスティング)数は、引き続き、低レベルで、在庫は、1ヶ月未満となっています。グレータートロント全域での全ての住宅タイプのリスト物件数は、約8200ほどでかなり低件数となっています。

また、コンドミニアムの方も、上向けの傾向を続けており、8月度は、セールス数で、前年比、11.3%上昇、価格で、9.4%上昇となっています。やはり、戸建てやタウンハウスの価格と比べると、手頃な価格という点で、特にファーストタイムバイヤーなどには、コンドミニアムが、予算にあった住宅選択となっています。