トロントダウンタウンカナダ最大の都市・トロントは経済の中心として知られていますが、エンターテイメントなどの文化面も充実しています。国際都市トロントには劇場や博物館が多数あり、ショッピング、ダイニングと楽しみが尽きません。

多民族作り出すモザイク都市

トロントは多くの民族がそれぞれに街のワンピースを作り個性豊かな街を作り出しています。

  • クイーン・ストリート・ウェスト地区:Queen Street West
  • ファッションに敏感な方には、トレンド発信地のクイーン・ストリート・ウェスト地区がおすすめです。奇抜なパンクファッションから雑誌の誌面を飾る最新モードまで、あらゆるスタイルのブティックが軒を連ねています。また小さなライブハウスが多いことでも有名です。

  • グリークタウン:Greek Town http://www.greektowntoronto.com/
  • ダンフォース通り沿いにあるグリークタウンには、ギリシャ料理レストランやベーカリーがひしめき合い、美味しいギリシャ料理を堪能できます。

  • ブロア・ストリート・ウェスト:Bloor Street West http://bloorwestvillage.com/
  • ダウンタウンのヤング通りとアベニュー通りに挟まれたこのエリアには、カナダを代表する高級デパート、ホルト・レンフルーをはじめシャネルやグッチ、ルイ・ヴィトンといった一流ブランドの店舗がずらりと並んでいます。

  • ヨークビル:Yorkville http://www.bloor-yorkville.com/
  • さらにブロア通りから北に少し進んだ先にあるヨークビルは、かつてはカウンター カルチャーの拠点として多くのヒッピーが集まっていた場所ですが、今はその面影もなくハイソなショッピングエリアに生まれ変わっています。

  • チャイナタウン:China Town http://www.toronto-chinatown.info/
  • 「眠らない街」という異名の通り、24 時間活気に溢れる賑やかなエリア。トロント市内にはスパダイナ通り沿いのチャイナタウンを含め、合計 6 つのチャイナタウンがあります。

  • ケンジントンマーケット:Kensington Market http://www.kensington-market.ca/
  • チャイナタウンに近いケンジントン・マーケットは、ビクトリア調の建物に所狭しと並ぶ個性的なビンテージ ショップが印象的です。あらゆる人種や国の個性が集結するこのマーケットでは、アーティストやミュージシャン、学生、ファッション関係者、ショップオーナーなどあらゆるタイプの人々が、自由で開放的な雰囲気を楽しんでいます。

  • リトルイタリー:Little Italy http://www.littleitalycollegest.com/
  • 本格的なカプチーノが楽しめるリトル・イタリーへ。夜はマティーニ バーが大盛況。

  • ビーチズ:Beaches http://beachestoronto.com/
  • オンタリオ湖に面したザ・ビーチは、夏の到来とともに日光浴やビーチバレー、サイクリングを楽しむ人たちで賑わう憩いの場で、時間を忘れてくつろげます。

    ショッピング – 冬や雨でも楽しめる地下街も充実

    洗練されたショップが街の各所で見られるトロント。個性溢れるたくさんのショッピング エリアが点在し、人気デザイナー ブランドからレトロなスタイルが新鮮なヴィンテージ、さらには地元デザイナーによるオリジナル ブランドまで、ありとあらゆるスタイルに出会えます。とはいえ、寒さが厳しい冬のトロントではショッピングを満喫できないと嘆かれている方も多いはず。そんな時に嬉しいのが地下ショッピング街の「PATH」。網の目のように結ばれたいくつもの地下街にはおよそ 1200 軒ものショップやカフェ、レストランが軒を連ね、その全長は 27 キロ以上にもおよびます。48 のオフィスビルと 6 つのホテル、5 つの地下鉄駅を結ぶ PATH を利用すれば、悪天候でも快適にショッピングを楽しめます。

    世界に際立つ独自のアート&カルチャー シーンを展開

    トロントには、ギャラリーやシアターをはじめ、建築や音楽関連のスポットが 100 か所以上も点在します。オンタリオ美術館はカナダを代表する美術館で、イギリス人彫刻家ヘンリー・ムーアの作品所蔵数は世界でも群を抜いています。2008 年にはトロント出身の建築家フランク・ゲーリーがリニューアルを手掛け、新たなアート空間として生まれ変わりました。また、ダニエル・リベスキンドの設計による大胆かつ斬新なデザインが特徴のロイヤル・ オンタリオ博物館は、「マイケル・リー・チン・クリスタル」と呼ばれるユニークな形のエントランス部分の完成をもって、2007 年に全改修工事が完了。美術館としてだけでなく、ブロア通りの新たなシンボルとして観光客の注目を集めています。また、ウォーターフロントにあるハーバーフロント・センターでは、各国を代表するアーティストによるダンスやコンサート、朗読会といった多彩なイベントが年中行われています。トロントに誕生した待望のオペラハウス、フォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツや、世界でも数少ない 2 階構造の劇場、エルギン・アンド・ウィンター・ガーデン・シアター・センター、トロント交響楽団の拠点として知られるロイ・トムソン・ホールなど、劇場やコンサートホールなども充実しています。