トロント地域不動産協会が、2020年の第2四半期のMLSシステムを通してのコンドミニアムアパートの賃貸報告を出しました。


賃貸取引の数は、7,320件で、この数字は、2019年の同時期に比べ、24.8%の減少となります。一方、賃貸物件の市場にリストされた物件の数は、昨年より、42%増加しています。

この結果は、COVID-19による影響は明らかで、見学の制限による、取引に対する制限に加え、失業による、借りる側の経済的な問題、また、海外からの移住者数が滞っていることが需要減少の要因となっています。またその反面、供給面では、2018年の非常に物件数が少ない状況から、一変して、供給市場が改善され、継続的に伸びています。

このように供給が増えている現状下、賃借人にとって、選択肢も増加しており、家賃などの交渉力も高まるという状況となっています。

部屋タイプ別の平均家賃価格と、前年比の詳細は、下記表をご参照ください。