6月に入り、トロント地区も、一気に夏らしい天候になってきましたね。そして、オンタリオ州も、いよいよ、ロックダウンから、規制緩和が始まりました。今回の緩和は、第3段階計画の、オープニングの第一段階、ステップ1なので、まだまだ通常の生活にはほど遠いですが、やっぱり、緩和の方向に向かって進んでいるという感覚が嬉しいですね。

さて、5月どのトロントリージョナル不動産協会の統計によると、予想通りの活発な住宅市場の数字となっています。もちろん、昨年、2020年の5月は、パンデミックの初段回で、誰もがまだ不安な時期で、引越しなどの動きも控えていた時期だったので、昨年同時期と比べると、今年の5月は、売買件数が2倍以上となっています。しかしながら、例年、5月は、年間で一番売買件数が多い月となのですが、今年の3月をピークに、4月度より低い、11,951件でした。トレンドを見ると、売買のピークはすぎたかという感はあります。ただ、値段に関しては、引き続き、高値を保持しています。

では、下記具体的な数字になります。

売買件数

トロントリージョナル不動産協会によりますと、MLSシステムを通した、グレータートロント地区の、5月度の住宅売買件数は、11,951件と報告されました。前年同時期と比べると160.1%増しです。また、季節調整の先月4月からは、8.9%減となりました。

平均売買価格

5月度の平均売買価格については、グレータートロント地区全般で、$1,108、453でした。この平均値は、昨年同時期と比べ、28.4%の上昇となります。また、季節調整では、前月4月と比べますと、1.1%増しとなりました。

5月度の新売出物件数

3月度は、GTAで18,586件の新しい物件が市場に売り出されました。これは、昨年同時期の103.7%増しとなります。

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