ハロウィーンも終わり、トロントも、紅葉も終わりに近づいてきて、冬の訪れを感じ始めましたね。10月度のトロント地区不動産統計が出ましたので、ご案内させていただきますね。

10月も状況に大きな変更はなく、まず、「売り物件が少ない」の一言に尽きます。グレータートロントエリア全般で、市場物件数は、昨年同時期の55%減となっています。売買件数は、相変わらず多い、すなわち、バイヤー数は多い割に、住宅がなく、必然的に、それが、価格上昇の後押しをしており、10月は、前年同時期より、20%近く上昇という結果となっています。全く、需要と供給のバランスが取れていない状態ですね。

また、コロナ禍で、一時停滞していたコンドミニアムの方も、ほぼ回復しており、売買件数は、昨年より、28.3%増、価格も18.1%増となっています。

モーゲージの率が上昇の兆しを見せており、この低金利で固定できる折に、購入したいというバイヤーが多い中、引越しを考慮している住宅の所有者も、高値で売れても、引越し先が買えないということで、売ることを留まるケースも多く、それも、売り物件数の減少に加担しています。

では、エリア別の詳細、下記をご覧ください。

10月度の比較です。

さらに詳しい内容や、具体的にエリアの状況など、ご質問がありましたら、なんでもお問い合わせください。