現在、新型コロナウイルスによる影響で、世界中で前代未聞のスケールで対応が要求され、オンタリオ州でも、3月中旬に、緊急事態宣言が出されました。それに伴い、たくさんのビジネスが、営業停止となり、引き続きビジネスができる、エッセンシャルビジネスのリストが発表されました。4月初めには、そのリストがアップデートされ、さらに継続できるビジネスが厳選され少なくなりましたが、不動産売買は、引き続き営業できるビジネスのリストに入っております。ただ、ビジネス形態は、色々変わっていますので、それについて、質疑応答形式で、ご案内させていただきます。

  • 住宅売買はまだ行えるのですか? − はい、現在は主に、絶対に売らなければいけない売り手が市場に売り物件を出しており、現在、住宅の購入が必要(住宅をすでに売却したなど)な買い手が、物件を探しています。ただ、できるだけ、テクノロジーを使い、実際にお客様、売り手、買い手、エージェントが会う機会を減らして、契約を進めるようにしています。

  • 売り物件は、まだ、見学できるのですか?− 現在、オープンハウスも禁止されており、できるだけ、オンラインで、家を見学することが奨励されています。最近では、360度、家の中を見学でき、買い手のエージェントと一緒に見学できる、バーチャルショーイングもオンラインでできるようになりました。そういったツールをできるだけ使いながらも、実際の家の見学も可能です。

  • 不動産売買に必要な他のビジネスはやっていますか? − はい、不動産売買に必要な、弁護士、ローン会社なども対応しております。ただ、ホームインスペクターは、直接会って、インスペクションを行う代わりに、現在主に、バーチャルインスペクションを提供しています。

  • 売買済みで、登記日前の契約も、きちんと手続きが終了しますか? − はい、Land Registry Serviceも、オンタリオ州の必須ビジネスの一つですので、家の名義登記のプロセスも問題ありません。現在のところ、予定通り、決済は行われております。

今回の新型コロナウイルスによる、制限で、私たち不動産ビジネスも、色々変化しております。例えば、最近では、ミーティングに、Zoomというオンラインのツールをよく使うようになりました。実際に会わなくても、立地が離れていても、このようなツールで繋がれるのは、便利ですね。

また、以前から、バーチャルツアーで、家の紹介は、ビデオを通してできましたが、今回、バーチャルショーイングのツールができ、家の見学を、お客様と、離れた場所で一緒にオンラインででき、ご相談にものれることが可能となりました。

これから、また情報が変わりましたら、アップデートさせていただきます。何か特にご質問などありましたら、いつでもお問い合わせください。必須ビジネスですから、喜んでご質問にお答えさせていただきます。