日本とカナダは、今年、2018年に国交樹立90周年を迎え、その記念すべき年に、ここ、トロントでもいろいろなイベントが催されています。

先日、この日加90周年記念として、トロントのクイーンズパーク(オンタリオ州議事堂)に日本の国旗を掲げる式典に参加させていただきました。日本の国歌を聴きながら、国旗が揚がるのをみながら、なにか誇りと、喜びを感じました。実際に、日本から、カナダに渡った、最初の日本人は、1855年、永野万蔵(ながのまんぞう)さんといわれています。その後、たくさんの日本人が、カナダに移民されましたが、第二次世界大戦の後は、家財も没収、収容キャンプのようなところで生活を強いられ、かなり大変な思いをされたようです。その歴史を思うと、今、この時代に人類のるつぼといわれる、トロントに移民し、ほかのたくさんの国からの移民とともに、ここで、「一世」として、生活の基盤を築き、好きな仕事ができる事に、感謝です。

そのあと、夜には、日系文化会館(JCCC)にて、レセプションの宴がありました。日本太古でパーティーが始まり、ミササガ市の市長や、在トロント日本国総領事などによる、鏡開きも行われ、楽しく、日加修好90周年をお祝いしました。